白色のお揃いのセーラー服
でんぱ組のセーラー服が白色のお揃いのセーラー服になっていた。
事前にtwitterで知っていたとはいえ、やっぱりとりま東京公演で見て驚いて、でも何かが腑に落ちた。
私にとってでんぱ組の衣装といえば、それぞれの体格に合わせた全員バラバラの個性的な衣装、そして愛ま先生によって描かれたセーラー服だった。
特にセーラー服は、何度も”セーラー服”という形をたもちながらも更新されていったものだったからでんぱ組のアイコンのようなものに感じていた。
でんぱ組のセーラー服は普通のセーラー服と違う。
現代のセーラー服というのはいわゆる制服で、どれも同じで誰でも着れるものだ。
でも、でんぱ組のセーラー服は愛ま先生によって着る人の顔が描かれたものだ。
でんぱ組のメンバーしか着れなくて、しかもその人にしか着れない。
同じでんぱ組でも違うメンバーだったら着ることはできない、唯一無二のものだった。
しかし、新しいセーラー服はまっさらにどれも同じで、誰でも着れるまさに”制服”だった。
それを見た時、でんぱ組は本当にこれからもメンバーが入れ替わりながら続いていくグループになるんだなぁと思った。
あの白いセーラー服を着ればでんぱ組.incになれる。
それこそ学校のように何年も何人になっても誰になっても続いていける。
でんぱ組はもう「この6人だから」でもないし「誰も欠けちゃいけない」わけではないのだから。
私はそれがすごい悲しいと思った反面、希望があるような気がしてる。
そもそもセーラー服といえばでんぱ組となったのは、これまでのあのセーラー服達があったからで。
それがあったからこそ、今真っ白のセーラー服になれたんだと思っている。
今までが全部繋がっているんだと思えた。そしてこれからも繋がっていると信じている。